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三環系?四環系?長く使われる抗うつ剤の歴史をたどろう

    

薬の使命は病気を治すことです。一つでも多くの病気を治すことができたら、薬にとって本望といえるでしょう。こうした願いを叶えさせてくれるのは薬を作ってくれる製薬会社の人々。

今までにたくさんの薬を開発してくれています。私たちもいろいろなお薬のお世話になっていますが、紆余曲折があったのです。

毒になる成分を薄くしてくするにしていた時代

その昔お薬を創るときには、通常私たちが毒としている成分を使っていました。もちろん今もそのような作り方は続いているのですが、まだまだ技術も発達していない時代です。

毒を何かしらの形で姿を変えさせると言うことはしたとしても、元々が毒ですしせいぜい薄めて使うくらいしかできなかったのです。

危険性がとても高かった

このため、昔の薬は危険性がとても高かったものが多くあります。たとえば昔の文豪が「睡眠薬をたくさん飲んで自殺を図った」というお話を聞いたことがある方は多いでしょう。

今ではそのようなことをやろうと思ってもなかなか難しいのですが、昔は睡眠薬をたくさん服用するだけで死に至るケースがあったのです。

安全性よりも薬としての効能を発揮させるために、毒性の強いまま流通させたりたくさん飲んでしまうと致死量に至るなんてことがありました。

安全性の高い薬へと変化しより効果も高い薬が登場

効果があっても危険性が高いというのでは意味がありません。そこで製薬会社の人々は、より安全性が高く、より効果の高い薬を創るようになります。

実際、現在発売されている睡眠薬を大量に服用したとしてもよほどのことがない限り死に至ることはありません。昏々と眠り続けるだけならば、安全とまでは言いませんが死ぬことはないのです。

とはいえ昔よりも効果が高まっていることは事実でしょう。

安全性を高めながら使えるお薬を創っている

昔から使われている薬の中にも、現在でも使える効果が認められているお薬がたくさんあります。その中には安全性に問題があった薬もありました。

しかし病気に悩む患者さんにも用いることができるようにと、より安全性を進化せた薬が創られているのです。発売から長い時間がたっているというにもかかわらず、現在でも当たり前に使われているお薬はたくさんあります。

抗うつ剤の変化の歴史はおもしろい

抗うつ剤も、うつ病の症状で悩む多くの人を救うために様々な薬が開発されてきました。どのような変化を遂げてきたのかという歴史をたどってみますと、いろいろとおもしろい歴史をたどることができるでしょう。

その中でも長い間使われてきたお薬として「三環系」や「四環系」と呼ばれる抗うつ剤があります。新しい抗うつ剤の登場とともに、あまり使われなくはなってきましたがそれでも治療の現場で実際に使われることがあるお薬になります。

長く使われてきた抗うつ剤にはどんなものがあるのかご紹介

そこで今回は「三環系」や「四環系」といった抗うつ剤はどのような働きを持っているのかというお話をしていきたいと思います。

また抗うつ剤であるというにもかかわらず、どうして現在では治療の現場であまり使われなくなってきてしまったのかというお話もしましょう。

お薬にはたくさんの製薬会社の人々の思いや、お医者さんの思い、そして病気を治したいと切に願う患者さんの思いが込められています。

こうしたお薬を使うことによって、たくさんの患者さんが治癒に向かってきたのですから適切に使うことは悪いことではないのです。